国会内で定例記者会見〜党首討論での首相答弁は無責任〜

山口なつおは、3月31日午後、国会内で記者会見し、政府提出の児童扶養手当法改正案の対案を提出する方針を発表するとともに、同日行われた鳩山由紀夫首相との党首討論について見解を述べた。

山口なつおは、政府提出の同改正案について、児童を連れて離婚係争中のDV(配偶者などからの暴力)被害者や、児童を扶養している年金受給者の祖父母に手当が支給されない問題点を指摘し、公明党案では支給を認める考えを表明した。

さらに、政府が家庭の自立を促すとして法案に盛り込んだ一定期間経過後の支給制限についても、「今の厳しい経済状況のもとで自立の環境は極めて厳しい」と述べ、公明党案では制限規定を削除する方針を明らかにした。

一方、党首討論については、「首相の答弁が私の質問にかみ合っていない。おしゃべりを続けて貴重な時間を浪費した。責任ある答弁になっていない」と批判。

山口なつおの追及に「反省している」と応じた首相の今後の政権運営に対しては、「具体的な対応をすべきと私の方から申し上げた。どういう対応をするかきちんと見極めたい」と強調した。

鳩山政権が沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題を5月末までに決着できなかった場合の対応については「首相の対応をしっかり見た上でこちらも考えたい」と述べた。

党首討論で、鳩山由紀夫首相と論戦〜鳩山内閣は崩壊状態〜

山口なつおは、3月31日午後、今国会2回目となる党首討論で、鳩山由紀夫首相(民主党代表)と論戦し、次から次へと問題が噴出する鳩山内閣を「失望内閣」と厳しく批判。首相らの「政治とカネ」の問題について、「率先垂範で対応しなければ、ますます支持率は下がる」と自覚を促した。鳩山首相は「(元秘書の証人喚問などは)私が決める話ではない」などと“逃げ”の姿勢に徹し、かみ合わない答弁が続いた。

▼討論要旨
郵政改革案 中小企業いじめ許さず
冒頭、山口なつおは厳しい表情で「今の内閣は、国民から“学級崩壊”状態で、首相のリーダーシップが欠けていると言われている」と切り出し、具体例として、だれも責任を取らない「政治とカネ」の問題や、閣内で見解がバラバラの「郵政改革案」、解決の見通しが立たない沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題などを列挙。

「挙げれば切りがない。内閣の機能がもう不全に陥っている」と批判するとともに、「国民から見れば、まさに『失望内閣』と言いたいぐらいだ。こんな体たらくでどうするのか!」と猛省を求めた。

首相は「反省すべき点は反省したい」と述べたものの、郵政改革に関して「閣議で決めるまでは、官僚任せではない新しい内閣だから自分たちの考え方があっていい」と開き直り、この間の内閣の混乱ぶりを棚に上げた。

また、山口なつおは鳩山内閣の郵政改革案について、ゆうちょ銀行の預入限度額が2000万円(現行1000万円)に引き上げられることを問題視。政府の関与が強い同銀行に地域の金融機関から資金が移ることで、中小企業融資に影響が出ることを懸念し、「中小企業をいじめるような法案は許さない」と強調した。

献金偽装事件 裁判資料 公開せよ

一方、首相や民主党議員に相次ぐ「政治とカネ」の問題について山口代表は、首相らが説明責任を果たさないため、「いまだに問わないといけないことは慚愧の念に堪えない。(国民にとって)大事な問題を議論したいのに“障害物”になって議論できない」と無責任な対応を糾弾した。

その上で、鳩山首相の献金偽装事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた首相元秘書の勝場啓二被告の公判(地裁)が結審したことに言及。“裁判が終わった暁にはできる限り使途を説明したい。国民に報告する義務がある”など首相の国会答弁を踏まえ、(1)首相自らが勝場氏の国会招致を説得すること(2)裁判所に提出した資料を国会で提示すること―を迫った。

これに対し、鳩山首相は「まだ最終的な判決が出ていない」「証人喚問は私が決める話ではない」など消極的発言に終始。資料の公表も「プライベートなことを一つ一つ全部公表するのはいかがなものか」などと言い訳し、論点をそらす発言を続けようとしたため、山口代表は発言を制止し、「首相は何も積極的に答えようとしていない!」と不快感を示した。

党首討論の要旨(PDF)

埼玉県所沢市で開かれた国政報告会に出席〜政治とカネ 民主は責任果たせ〜

山口なつおは、3月29日、埼玉県所沢市で開かれた国政報告会に、西田まこと参院議員(参院選予定候補=埼玉選挙区)とともに出席し、参院選勝利へ支援を訴えた。

山口なつおは、相次ぐ「政治とカネ」問題をめぐる民主党の対応について「国民に説明もせず、何の責任も取らず、何一つやらずに居座っている」と厳しく批判。清潔な政治を貫く公明党が先頭に立って追及し、企業・団体献金の全面禁止や、議員の監督責任を強化する政治資金規正法改正を各党に働き掛けていくと述べた。

また、地方議員と国会議員で3000人を超える公明党が議員総数で第一党であることを強調し、「世の中の変化をしっかりとらえ、政策実現を図るという日本の政治になくてはならない力は、公明党にしかない」と訴え、絶大な支援を呼び掛けた。

西田氏は「埼玉が持つ緑、中小企業、地域社会の底力を徹底して応援し、富を生み出す社会をつくっていきたい」と決意を訴えた。

テレビ朝日系番組「サンデープロジェクト」に出演〜民主は方針転換説明を〜

山口なつおは、3月28日午前、テレビ朝日系番組「サンデープロジェクト」に与野党の党首らとともに出演し、政府が骨格を発表した郵政改革案について民主党が過去に掲げた政策との矛盾を指摘した。

山口なつおは、同案に盛り込まれた、ゆうちょ銀行の預入限度額の2000万円(現行1000万円)への引き上げに言及。郵政民営化が焦点となった2005年衆院選で民主党が“預入限度額の500万円引き下げ”を訴えていたことを踏まえ「民主党は方向転換している。はっきりさせないとダメだ」と十分な説明が必要との認識を示した。

番組では、亀井静香郵政改革担当相(国民新党代表)と菅直人副総理兼財務相が、郵政改革案の骨格発表をめぐり、内容を事前に伝えていたかどうかで「言った」「聞いていない」と水掛け論を繰り広げ、連立政権の迷走ぶりを露呈した。

亀井氏は骨格発表の経緯について、事前に首相の了承を得て菅氏や与党幹部に内容を伝えたと説明したが、菅氏は「(預入限度額の引き上げなど)数字は聞いていない」と反論するなど、両者の言い合いが続いた。

これに関し、同番組のコメンテーターの星浩・朝日新聞編集委員は「総理が“了承していない”と言ったものを亀井さんは“了承しているはずだ”と言う。総理大臣は最高権力者で、そこをひっくり返すのはどうかと思う」と指摘した。

和歌山県海南市のJR海南駅で開かれた街頭演説会に出席

山口なつおは、3月28日、代表就任後の訪問先として47都道府県目となる和歌山県を訪問し、夏の参院選や、その前哨戦となる統一外地方選挙での公明党完全勝利へ、力強い支援を呼び掛けた。

海南市のJR海南駅前で開かれた街頭演説会で山口代表は、公明党が党を挙げて取り組んだ総点検運動のテーマを「介護」にした意義について、「少子高齢化という社会構造の変化を日本が乗り切れるか、世界が注目している。うまく乗り切る推進力、安心をつくり出す実現力があるのは公明党しかない」と強調。介護の充実や学校耐震化、発達障がい者支援など、公明党の国政、地方議会での豊富な実績を示し、「公明党はこれからも足で稼いだ政策の種を実現するため全力を挙げる」と力説した。

山口なつおはさらに、鳩山由紀夫首相への政策提言や子ども手当法への対応に絡む”公明が民主にすり寄り”とのマスコミ論調に対し、「公明党は何よりも政策本位であり、微動だにせず、政策実現にまい進するという筋はいささかも変わっていない」と明確に否定した。

一方、4月18日告示の同市議選(25日投票)について、定数2減や少数激戦など厳しい選挙情勢を紹介。「公明党が参院選に勝てるかどうかの試金石となる大事な戦いが海南市議選」と位置付け、「何としても勝ち抜く」と絶大な支援を訴えた。

街頭演説では、同市議選に挑む現職の前山進一、なかや悦生、新人の黒木よしお、の党予定候補がそれぞれ必勝の決意を述べた。

山口なつおはこの日、かつらぎ町と和歌山市で開かれた時局講演会にも出席した。

党中央幹事会であいさつ〜鳩山内閣は機能不全〜

山口なつおは、3月25日、東京・新宿区の公明会館で開かれた党中央幹事会であいさつし、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題や郵政改革案における鳩山政権の迷走ぶりを厳しく批判した。

あいさつの中で山口なつおは、24日の新年度予算成立を受け、「国会は新しい局面に入っていく」とした上で、鳩山政権が今月中の政府案の取りまとめをめざしている普天間飛行場移設問題について、「閣内でどういう議論が行われているのか。極めて不透明、迷走の感が深い」と指摘。

沖縄県外移設を打ち出す一方で、ここにきて閣内からは県内移設案が複数浮上。これに対し、鳩山由紀夫首相が国会答弁で県外移設方針を繰り返すなど、タイムリミットが迫りながらも迷走を続ける同政権の対応を糾弾した。

また24日に担当相から完全民営化に逆行する郵政改革法案の概要が示されたことについて、「(郵政)民営化については大きな議論があり、選挙で民意が問われ、それを是認する結果が出た。にもかかわらず、なし崩し的に逆行するような議論が行われている」と民意を無視した鳩山政権の郵政改革案を批判。

さらに山口なつおは、この案が示された後に複数の閣僚から異論が出るなど閣内で意見が対立している状況について、「内閣の意思決定のあり方、政策決定のあり方に疑問符が付いた。(鳩山政権は)機能不全に陥っていると言わざるを得ない。われわれは政治主導なるものの本質について厳しく問い掛けていく」と述べた。

国会内で定例記者会見〜10年度予算 公明は反対〜

山口なつおは、3月24日午後、国会内で記者会見し、2010年度予算に反対した公明党の対応や、政府が骨格を発表した「郵政改革法案」について、大要次のような見解を述べた。

2010年度予算の成立
一、予算に対して公明党は反対だ。予算は政権の政治姿勢そのもので賛同するわけにいかない。主な反対理由を挙げると、民主党が掲げた国民との約束であるマニフェスト(政権公約)を実現する内容になりきれず、むしろ随所にそれに反している。政権の姿勢自体が国民との契約に違反するものだ。

一、また、財政再建の道筋が示されず、国債の大量発行につながり、国民に対して無責任だ。今の国民生活、日本の経済状況を見れば、経済成長の具体策を盛り込むべきだが、その具体策に乏しい。さらに、学校耐震化などの予算が不十分で、子育て分野では待機児童の解消などの具体策も十分ではない。

一、予算審議のあり方では「政治とカネ」の問題について、民主党は十分な説明責任、秘書などの刑事処分に対応する政治責任、自浄責任を十分に尽くしていない。経済や雇用、社会保障や財政再建など国民の関心が強いテーマでもっと突っ込んだ議論をすべきだが、この問題が障害物のように横たわって十分な議論を妨げた。

一、国民生活に重大な議論を封殺する「政治とカネ」の問題は、二度と起こさせてはならない。その責任を追及するとともに、公明党は再発防止策として、(議員の)監督責任の強化と企業・団体献金の全面禁止という2点で、与野党の協議機関を設置して結論を得ることを提案している。与党・民主党には、その責任を果たしてもらいたい。

郵政改革法案
一、郵政民営化の是非が問われた総選挙で民営化への強い民意が示された。その方針を変えるならば、民意を問い直すぐらいの議論と国民に対する問題提起が必要だ。そういう手続きを経ずに、逆行する内容の政策決定には大きな疑問が残る。 一、(ゆうちょ銀行の)預入限度額を2000万円(現行1000万円)に引き上げると、地域金融機関で資金のシフト(移行)が起き、民業圧迫の結果を招きかねない。

北教組違法献金
一、民主党の小林千代美衆院議員は離党も辞職もせず何ら政治責任を果たそうとしない。民主党が自浄責任を示さないことも遺憾だ。国会として自浄作用の発揮も重要であり、政治倫理審査会で小林氏本人の説明責任を果たす機会を提供したい。議員辞職勧告決議案は民主党と本人がどう責任を果たすかを見た上で検討したい。

「引退」報道
一、(神崎武法常任顧問、坂口力副代表の引退報道について)神崎氏から出処進退に関する説明や申し出はない。坂口氏は、私が井上義久幹事長に聞いたところ、(報道のように)「一任されたという認識は持ってない」ということだ。実績、能力を持っている方々であり、議員としての職責を果たしてもらいたいと望んでいる。

竹谷とし子女性局次長の「心に太陽 笑顔で挑戦ーわたしを変えた10の言葉」の出版記念祝賀会に出席

山口なつおは、3月23日夜、公明党の竹谷とし子女性局次長(参院選予定候補=東京選挙区)の著書「心に太陽 笑顔で挑戦―わたしを変えた10の言葉」(鳳書院)の出版記念祝賀会に出席した。これには来賓として神山敏夫・元日本公認会計士協会東京会会長らが出席し、あいさつした。

席上、山口なつおは、「現場からの発信を五体で受け止めて政策を立案し、各分野で実行に移していく。こういうチーム力を持った政党は公明党しかない」と強調し、党の再建をかけた夏の参院選の勝利を呼び掛けた。

また竹谷さんは、「庶民の代表として、(国民のために)全身全霊で働いていく」と決意を述べた。

岩手県北上市と盛岡市で開かれた党岩手県本部主催の時局講演会に出席

山口なつおは、3月20日、岩手県北上市と盛岡市で開かれた党岩手県本部(小野寺好代表=県議)主催の時局講演会に出席し、今夏の参院選勝利へ絶大な支援を呼び掛けた。

北上市の会合で山口なつおは、公明党が新介護ビジョンなどの政策を提言し、政府に実現を迫ったことを紹介。「公明党は『野党だから政策を実現できない』などと尻込みしない。説得力のある政策なら政府もやらざるを得ない」と強調、今後も国民目線で政策実現を迫っていく考えを示した。

また、相次ぐ「政治とカネ」の問題で自浄能力を発揮できない民主党を厳しく批判。再発防止へ、政治家の秘書に対する監督責任の強化など公明党の主張を紹介し、「これを本気でやろうとするか、妨げるのか。それが参院選の最大の争点だ。しっかり見極めてほしい」と呼び掛けた。

山口なつおとともに出席した、よこやま信一氏(参院選予定候補=比例区)は、地域活性化へ、農作物などの地域資源を生かした新産業育成に全力を挙げる決意を表明した。

中央幹事会に出席〜「政治とカネ」問題の協議機関設置について見解を述べる〜

山口なつおは、3月18日、東京都新宿区の公明会館で開かれた中央幹事会であいさつし、「政治とカネ」問題の再発防止に向けた新たな協議機関の設置について、「協議機関を設置し、議論を経た上で今国会で(再発防止策の)結論を得るという目標に向かって努力したい」と強調した。

この中で山口なつおは、鳩山由紀夫首相が自民、共産両党抜きでも協議に入ることを検討するよう指示したことに対し、「各政党が参加して合意をつくり出すことが重要で、野党の主要政党抜きにこの議論を進めるべきではない」と述べ、反対する考えを表明した。

民主党の対応については、「民主党は問題を引き起こしてきた当事者であり、この問題について国民の期待に添う対応が必要」と述べ、政党としての自浄能力の発揮を要望。「(その努力なしに)直ちに与野党協議の設置のみを求めることでは国民の理解を十分に得られない」と批判した。

自民、共産両党が協議会設置の前提に民主党の小沢一郎幹事長らの国会招致を要求していることに対し、山口代表は「証人喚問等を前提において協議機関に消極的であることは、再発防止策をつくることに不熱心という誤解を生む」と指摘し、自民党などに協議会への参加を促した。