CS、BS番組で党再建への取り組みなどを語る

山口なつおは、9月10日夜、CS放送・朝日ニュースター、BS放送・BS11デジタルの両報道番組に出演し、党再建への取り組みや、16日にも発足する民主、社民、国民新の3党連立政権への対応などについて、大要次のような見解を述べた。

【党再建への課題】
一、昔の公明党に単純に戻ったのでは、この連立10年の経験、成果が生きない。責任を持って政策を実施可能なものに仕上げたり、国際社会のめまぐるしい変化の中で、外交・安全保障政策を大きな視野で考えたりしたプラスの経験を財産に、公明党らしい持ち味をどう光らせ、鮮明にしていくかが課題だ。

現場の声、実情を肌で確かめて(政策などを)再点検し、公明党の持ち味の政策分野に反映することが大事だ。公明党は第3党として日本になくてはならない政党、政治家集団であると、国民理解を得られることが再生の第一歩になる。

【野党・公明党】
一、民主党中心の政権が、どういう政策を実行するか注目されている。それが本当に国民のニーズ(要望)にかなっているかどうかを検証していくのが野党・公明党の役割だ。

その国民ニーズを国会論戦を通じて見極めていく。私は野党時代に国会議員になり、先輩から「野党は国会質問が命だ。命懸けで取り組むんだ」とよく言われた。厳しい質問もどんどんしていく。

一、(社会保障への取り組みについて)もっと社会保障の機能とセーフティーネット(安全網)を強化し、国民の皆さんに安心感を持っていただく改革が必要だ。そこは公明党の持ち味が出せる。

【民主党への対応】
一、(民主党の政策について)ここの財源は確保したが、ほかの財源が不足して別な痛みが走って、トータルとして良くないとなると(それを)国民は望まない。制度設計や財源の裏付けをもとに、どういう政策が出てくるか見極めながらやっていく。今は賛成、反対は決められない状況だ。

景気は、明るい兆しが見える分野もあるが、雇用は非常に厳しい。そういう局面で政治が混乱し、景気が逆戻りし、社会に悪い影響が及ぶことが、当面、一番心配だ。

一、(民主党が主張している補正予算の執行停止は)地方議会は、国の補正予算をもとにした基金を裏付けとして、いろいろな施策を9月議会で議論している。基金が止められると身動きが取れなくなる。早くも混乱が出ていて、地方から(執行停止を)しないでほしいとの声も出ている。

【自民党との関係】
一、自民党もいろいろ模索している。以前と違った新しいものが生まれてくる可能性があり、自民党とは国民が望むような新しい関係をめざしていく。それがどうなるかは未知数だ。国会対応は、部分部分、場面場面で協力するとか、そうではないとかが出てくる。

【参院選】
一、公明党にとって大事な選挙戦で、まさに正念場だ。参院選は選挙区が広い。候補者1人当たりの有権者に接する時間も人数も多くなるので、準備を急がなければならない。