「対案なし」は無責任 野党提出の長寿医療制度廃止法案を批判

山口なつおは、5月28日、参院政策審議会長として、参院の公明党控室で、民主党など野党4党が参院に提出した長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の廃止法案について、法案提出者から説明を受け、意見を交わした。荒木清寛・参院筆頭副国会対策委員長、渡辺孝男・厚生労働部会長が同席した。

同法案は長寿医療制度を来年4月に廃止し、従来の老人保健(老健)制度に戻すことなどが柱となっている。席上、法案提出者である民主党の福山哲郎・参院政審会長が同法案の概要を説明した。

その後の質疑の中で山口なつおは、老健制度に戻した後の具体的な政策ビジョンについて意見を求めたが、野党側は「各党に考えがあるが、共有のものはない」と述べた。

終了後、記者団の質問に答えた山口なつおは、同法案を提出した野党について「(老健制度に戻した後)どうあるべきかという野党のコンセンサス(合意)が出来上がっていない。(長寿医療制度を)廃止するだけで多数の意思をつくっても、どうあるべきかという多数の意思が形成されていない。無責任のそしりを免れない」と批判した。