さくらももこさん永遠に人々の心に

掲載記事2018年09月05日 (水曜日)

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この夏、著名人の逝去が続いた。7月には、落語家の桂歌丸さん、劇団四季の浅利慶太さんが、8月には、俳優の津川雅彦さん、沖縄県知事の翁長雄志さん、漫画家のさくらももこさんなどが他界された。それぞれ、時代に確かな足跡を残された方々であり、心からご冥福を祈りたい。

さくらさんは、15日に乳がんで亡くなったが、公表は27日になってからであり、いろいろ配慮があったのだろう。53歳という若さが惜しまれる。

本人にお会いしたことはないが、代表作のアニメ「ちびまる子ちゃん」とは、1990年デビュー以来のファンだ。

描かれる「まる子」の仕草、服装、家族像、時代背景、地方都市の暮らしぶりなど、どれも「しっくり」と共感できた。時折入る「コメント」がまた視聴者を「その通り」と納得させる。作者は、どこでどのように育ったんだろうと好奇心も湧いた。おそらく、そんな親しみを感じた人も多かっただろう。

デビューしてまもなく、視聴率は39.9%を記録し、さくらさんが作詞したエンディングテーマ曲「おどるポンポコリン」は1990年の日本レコード大賞ポップス・ロック部門に輝いた。次の年、春の「選抜高校野球大会入場行進曲」にも選ばれ、高校野球応援曲の定番になっている。

こうして、ロングヒットとなった「ちびまる子ちゃん」は海外でも人気が高い。中国のメディアでも、この度のさくらさんの逝去を惜しみ、「アニメから道理を教わった。さくらももこさんありがとう。まる子ちゃんのように天真爛漫に生きていきたい」などと報じられている。

さくらさんが亡くなっても、アニメの放送は続けられるという。まる子とともに永遠に人々の心に息づいていてもらいたい。

5日から訪中「平和、友好、協力」の正常な軌道を

この度、中国中央対外連絡部の招待で、5日から9日まで訪中することになった。

本年は、日中平和友好条約締結40周年の節目であり、このところ、両国ハイレベルの往来が続いている。是非とも、首脳の往来を実現して関係改善の流れを定着させたい。与党として、安倍晋三首相の親書を届け、首脳の相互訪問を促すことは意味がある。

昨年暮の訪中時、会談した汪洋副首相兼全人代中央委員会常務委員は、公明党の創立者である「池田大作創価学会名誉会長が日中国交正常化を提言されてから(2018年が)50年になりますね」と指摘し、冷戦最中の困難な時期に提言を行った先人の苦労に謝意を表した。

こうした意義を踏まえて、今日的な北朝鮮の非核化の問題や第三国でのインフラ整備での協力などについても要人と意見交換したい。

また、周恩来元首相生誕120周年を記念して、日中関係での偉業を顕彰すべく、母校「南開大学」で講演を行う。

日中の関係が目先の対処ではなく、「平和、友好、協力」の正常な軌道を保ち、国際社会の安定と繁栄に貢献する道を歩むことが大切である。(公明党代表)

2018年9月5日(4日発行)夕刊フジ掲載

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