我が党は都政安定の要

掲載記事2016年08月10日 (水曜日)

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~小池都知事と「政府と都の連携」確認~

リオデジャネイロ五輪が開幕した。施設整備の遅れや反対運動、大統領の職務停止などで心配されたが、何とか予定通りに開催にこぎつけた。

南米大陸初の大会には、史上最多205カ国・地域のほか、初編成の「難民五輪選手団」も特別に参加した。開会式のテーマは「環境保護」だ。各選手が自然樹の種を鉢に入れ、緑の大きな五輪を描いた。移民国家ブラジルの歴史を題材に、先住民やポルトガル人のほか、日系移民を表現する演出もあり、情熱的で色彩感にあふれる式典となった。

日本は早くもメダルラッシュである。競泳の男子400メートル個人メドレーで萩野公介が金、瀬戸大也が銅とダブルで表彰台に上った。重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実、柔道は女子48キロ級の近藤亜美、同52キロ級の中村美里、同男子60キロ級の高藤直寿、同66キロ級の海老沼匡が、それぞれ銅メダルを獲得した。

番狂わせもあるが、日本選手団の今後の活躍が楽しみである。

第3次安倍再改造内閣が3日発足した。麻生太郎副総理兼財務相や、菅義偉官房長官、岸田文雄外相など骨格は維持し、公明党の石井啓一国交相も留任した。目玉は、稲田朋美防衛相、世耕弘成経産相、丸川珠代五輪相などの若手である。

稲田氏は、東京都の小池百合子知事に次ぐ2人目の女性防衛相であり、女性活躍の象徴といえる。女性自衛官も増えており意義のある起用である。政調会長を経験した広い視野を生かし、挑発的な質問に乗らないように頑張ってもらいたい。

世耕氏は、官房副長官としての豊富な経験と広報センスを生かして、日本経済の国際競争力をリードしてくれるだろう。丸川氏は、組閣の翌日、リオ五輪の開会式に向かった。小池氏と、東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元首相)の間で、痩せる思いかもしれない。

新任閣僚には、政策通のベテランも多い。「大臣適齢期」が多すぎて、報いきれないのが実情だろう。安倍首相は党首会談で「人事は苦労します。山口代表も同様でしょう」と言われた。「然り」だ。

自民党役員人事は重厚な顔ぶれとなった。二階俊博幹事長は、公明党とも縁が深い。細田博之総務会長は、選挙制度に精通している。茂木敏充政調会長は、選対委員長の苦労が報われた気分だろう。留任の高村正彦副総裁を中心に、公明党とともに、連立政権の歯車を滑らかに回したい。

小池氏は8日、就任あいさつのため公明党本部を訪れ、私と石田祝稔政調会長が出迎えた。会談では、東京五輪・パラリンピックの成功に向けて連携していくことで一致した。私からは「都政安定の要は公明党」とアピールし、「大局観に立った政府と都の連携が重要だ」と確認し合った。(公明党代表)

【2016年8月10日(9日発行)付 夕刊フジ掲載】

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