消費増税実施でデフレ脱却へ正念場

掲載記事2013年10月02日 (水曜日)

大阪・堺市長選(9月29日投開票)は、現職の竹山修身市長が勝利しました。公明党は自主投票で臨みましたが、結果を冷静に受け止め、市議会第1党として「市民目線」に立って対応していくことになります。

選挙の焦点となった「大阪都構想」については、提唱者である大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)が、今後どのように進めていくかを見ながら検討することになるでしょう。

国政への影響も気になります。維新が選挙結果を受けてどう対応するか、今後の動きが注目されます。堺市は政令指定都市とはいえ、市長選はローカルなものですから、国政への直接的影響は不透明です。

橋下氏が大阪市長として活動する限り、公明党市議団はキャスチングボートを持つ責任がありますので、従来通り「是々非々」で協力していくことになるでしょう。

「あまちゃん」が9月28日で終了しました。東北・北三陸の小さな田舎町を舞台にしたドラマは、東日本大震災から2年たった被災地の人々を励まし続けました。

岩手県の金融機関の調査によると、モデルとなった岩手県久慈市の「小袖海女センター」には震災前の11倍超の人々が訪れ、460人余りの雇用を生み出し、経済効果は33億円にも及んだそうです。まさに「じぇ、じぇ、じぇ~」です。

さらに東北楽天イーグルスがやりました。球団創設9年目で、ついにパ・リーグ初優勝を果たしたのです。マー君こと田中将大投手の開幕22連勝という大活躍をはじめ、投打が見事にかみ合いました。星野仙一監督の名采配も光ります。

楽天出身の大リーガー、マリナーズの岩隈久志投手も今季14勝とエールを送ってくれました。

政府主導の復興対策だけではなく、このような形で被災地の人々に勇気と力を届けることができるのだと実感しました。どの地域でも、人と資源の「地元力」を生かした地域主体の復興の形が見えてくることを期待し、応援したいものです。

折から、東京都で開かれている第68回国民体育大会と、第13回全国障害者スポーツ大会は「東日本大震災復興支援」と銘打たれています。全国のアスリートが被災地の人々との絆を結び、招致に成功した2020年東京五輪とパラリンピックで「復興を成し遂げた東日本の姿」を世界の人に見てもらおうと、大きな夢と希望を抱かせるイベントになっています。

さて、いよいよ、安倍晋三首相が消費増税実施の決断を示す運びとなりました。景気を腰折れさせずに、デフレ脱却の道筋を描いていきます。社会保障の機能を強化して持続可能なものとし、財政規律をも損なわないようにする正念場の戦いのスタートです。

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